ロータリ真空ポンプ
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46 注意1.真空発生器の到達真空度がピークに達する少し手前の供給圧力にて、異音(ブツブツ音)が出ることがあります。この異音が出ている状態は、特性が不安定となっており、騒音も大きくなります。また、センサなどに影響を与えトラブルの原因となる可能性がありますので、供給圧力の再設定を行ってください。※異音(ブツブツ音)の発生領域は、気圧の影響などにより変化します。2.真空発生器供給圧力側の有効断面積は、ノズル径断面積の3倍の有効断面積を目安とし配管及び機器選定を行ってください。供給流量不足の場合、性能低下の原因となります。3.ルブリケータは使用しないでください。4.サイレンサエレメントに塵などが多量に付着していると製品性能の低下に繋がる可能性があります。エレメントは、適当な時期でこまめに清掃、交換することをお勧めします。5.水滴、油滴、塵滴のかかる場所での使用は避けてください。製品は防滴、防塵構造ではありませんので、製品の破損、性能低下、作動不良の原因となる可能性があります。6.配管について①.圧縮空気中には、多量のドレン(水、酸化オイル、タール、異物)が含まれています。ドレンは製品性能を著しく低下させますので、アフタクーラ、ドライヤで除湿し、エア質の向上を行ってください。②.ルブリケータは使用しないでください。②.配管内の錆、異物の混入は製品の故障、誤作動、性能低下の原因となります。圧縮空気供給部の直前に5㎛以下のフィルタを入れてください。また、ご使用前及び適当な期間毎に配管内のフラッシングをお勧めします。③.配管の際、配管内のゴミやドレンを取り除き使用してください。ゴミやドレンがあると、周辺機器に入り込み故障の原因となる可能性があります。④.ワンタッチ継手部に極軟質チューブを使用する際は、装着する側のチューブ内径にインサートリングを必ず使用してください。使用しない場合、チューブ抜け、漏れの原因となる可能性があります。⑤.継手とチューブにねじれ、引張り、モーメント荷重、振動、衝撃などが掛からないように配管してください。継手の破損やチューブのつぶれ、破裂、抜けなどの原因となります。⑥.日光が照射する場所では保護カバーを付けてください。⑦.真空発生器の各ポートを当カタログ本文の外観寸法図及び本体の表示により確認し配管を行ってください。配管を間違えると本体破損の原因となる危険性があります。⑧.圧力センサ及び圧力センサ付真空発生器は、極力真空配管末端部に配管してください。圧力センサと真空配管末端部との距離が長い場合、配管抵抗が大きくなりセンサ部の真空度が無吸着時の場合でも高いことがあり、圧力センサ誤作動の原因となる可能性があります。実機評価にてご確認ください。⑨.真空側配管は極力短くまた内径を太くしてください。配管が長くまた内径が細い場合、吸着時、離脱時の応答時間の遅れ及び必要吸込流量の確保ができない場合があります。 掲載商品の注意事項Common Safety Instructions for Products Listed in This Manual

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