継手

金型温調継手

RoHS2対応

金型冷却用のワンタッチ継手。
プラグ部を取外すと金型に突起が残りません。

金属
  • 金属主要部品に黄銅+無電解ニッケルメッキを使用しています。
シールゴム
  • シールゴム材質にHNBRを使用しています。HNBR:NBRに水素を添加し、耐オゾン性を向上させた材質。低濃度オゾン対策に最適です。
  • シールゴム材質にHNBRまたはFKMを使用しています。※)一部商品は流路のみの対応となります。

特長

金型冷却用のワンタッチ継手。
プラグ部を取外すと金型に突起が残りません。

金属部品には黄銅を、シール材にはHNBRを使用。

熱媒体油、水(清水)、空気を流体として使用可能。

継手部とネジ部が分離。

ネジサイズに合わせ、あらかじめ金型を加工し、六角レンチを使いネジ部(ソケット)を埋込み、継手部(プラグ)は後から差し込むだけで接続できます。
また、脱着は開放スリーブを押し継手部を取外すことで金型に突起が残りません。

ストップ弁内蔵タイプはプラグ脱着時に温水の流出を防止。

仕様

使用流体:空気

使用流体 空気
最高使用圧力 0.9MPa
使用真空圧力 -100kPa
使用温度範囲 0~60℃(凍結なきこと)

警告

※)使用流体が水、熱媒体油の時は、下記の条件を必ず守ってください。

水、熱媒体油使用の際は、サージ圧力を最高使用圧力以下に抑えてご使用ください。

異物や汚染物が混入していない日本国内の一般水道水は使用可能です。その他の水を使用の場合は実機評価にてご確認ください。

水、熱媒体油使用の際は、インサートリング(WR)を必ず使用してください。

使用流体:水

使用流体 水(清水/条件有※)
最高使用圧力 0.9MPa
使用温度範囲 0~99℃(凍結なきこと)

警告

※)使用流体が水、熱媒体油の時は、下記の条件を必ず守ってください。

水、熱媒体油使用の際は、サージ圧力を最高使用圧力以下に抑えてご使用ください。

異物や汚染物が混入していない日本国内の一般水道水は使用可能です。その他の水を使用の場合は実機評価にてご確認ください。

水、熱媒体油使用の際は、インサートリング(WR)を必ず使用してください。

使用流体:熱媒耐油

使用流体 熱媒耐油(条件有※)
最高使用圧力 0.9MPa
使用温度範囲 0~120℃(凍結なきこと)

警告

※)使用流体が水、熱媒体油の時は、下記の条件を必ず守ってください。

水、熱媒体油使用の際は、サージ圧力を最高使用圧力以下に抑えてご使用ください。

異物や汚染物が混入していない日本国内の一般水道水は使用可能です。その他の水を使用の場合は実機評価にてご確認ください。

水、熱媒体油使用の際は、インサートリング(WR)を必ず使用してください。

適用サイズ

チューブサイズ(ワンタッチ継手タイプ)

チューブ外径(mm) φ4, φ6, φ8, φ10, φ12

ホースサイズ(ホース用継手タイプ)

チューブ内径 1/4", 3/8"

ネジサイズ

管用テーパメネジ(プラグ) Rc1/8, Rc1/4, Rc3/8
管用テーパオネジ(ソケット) R1/8, R1/4, R3/8, R1/2

構造図

形状・価格一覧

プラグ・ソケットセット(4形状)

プラグ単体(4形状)

ソケット

ストップ弁内蔵 プラグ・ソケットセット(4形状)

ストップ弁内蔵 プラグ単体(4形状)

ストップ弁内蔵 ソケット

個別注意事項

警告

1.使用流体が水、熱媒体油の時に仕様に記載された条件全てを満足しない場合は、使用しないでください。継手本体の破損、チューブの抜け、漏れの原因となる可能性があります。

2.プラグ本体を開放する際は、チューブ内の圧力がゼロになっていること、及び水、熱媒体油の温度が30℃以下に下がっていることを確認してから開放してください。圧力がゼロでない場合や水、熱媒体油が30℃以上の時に開放すると、プラグ本体の飛出しによる負傷、またはヤケドの原因となる危険性があります。

3.プラグ本体のスリーブは、圧力がかかっている時には、絶対に触れないでください。触れることにより開放される危険性があります。

4.プラグ本体をネジ部(ソケット)に装着する時、プラグ本体が止まるまで確実に押込んでください。装着が不完全な場合、抜けの原因となる可能性があります。また、装着後プラグ本体を軽く手前に引いて抜けないことを確認してください。

5.ホース用継手付タイプはID06サイズの場合、内径6.3mm、ID09サイズの場合、内径9.5mmの耐熱ホースをご使用ください。それ以外の寸法のホースを使用するとホース装着不可、ホース抜け、漏れの原因となる可能性があります。

6.ホース用継手付タイプは、バーブの根元まで確実に差込み、市販のホースバンドを必ずご使用ください。装着不足、及びホースバンド未使用の場合は、ホース抜け、漏れの原因となる可能性があります。

7.高温環境下で使用の際は、十分な安全率を取った上でシール材質の選定を行ってください。シール材は熱劣化などにより、漏れに繋がる恐れがありますので、定期的にメンテナンスを実施し、万が一漏れが確認された場合は、速やかに製品の交換をしてください。

注意

1.金型などにネジ部(ソケット)を埋込み使用する際は、金型などの平面から取付け後のネジ部(ソケット)上端面まで最大3mmとしてください。3mm以上になるとプラグ本体の取外しが困難、または取外し不可の原因となります。 ※)寸法は、「取付部加工寸法」を参照してください。

2.ストップ弁内蔵タイプの継手ローレット部が緩んでいないことを確認の上使用してください。また、使用中は緩み回転方向への負荷をかけないでください。

継手シリーズのよくある質問

この商品に関するお問い合わせ

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