真空関連機器
真空破壊ユニット
真空発生器の真空特性はそのままに、真空破壊エアの流量と圧力を制御。
特長
真空発生器の真空特性はそのままに、真空破壊エアの流量と圧力を制御。
真空発生器の真空特性はそのままに、真空破壊エアを制御。
従来の真空破壊エアの流量制御に、圧力制御をプラスし、ワークの吹き飛ばしを防止。
真空破壊回路にリリーフ機能(余分な圧力を逃がす機能)を設け、真空破壊時間の短縮化を実現。
樹脂本体部の回転と継手部の回転により、チューブ取出方向が自由に。
仕様
使用流体 | 空気 |
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使用圧力範囲 | 0~0.7MPa |
リリーフ弁作動圧力設定範囲 | -0.015~0.015MPa |
使用真空圧力 | -101~0kPa |
使用温度範囲 | 0~60℃(凍結なきこと) |
適用サイズ
チューブサイズ
ミリサイズ(mm) | φ4, φ6 |
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ネジサイズ
管用テーパオネジ | R1/8 |
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特性グラフ
構造図
形状・価格一覧
個別注意事項
警告
1.エアの制御方向がありますので、デジタルカタログの内容をよく確認してご使用ください。制御方向を間違えると人体への負傷、機器の破損の原因となる危険性があります。
2.空気以外の流体では使用しないでください。空気以外の流体の使用につきましては、お問い合せください。
3.ロックナットの締付けは、工具を使用せず手締めにて確実に締付けてください。工具を使用して締付けた場合は、ロックナットまたは本体の破損の原因となる可能性があります。また、締付け不足の場合は、ロックナットが緩み初期設定が狂う可能性があります。
4.内圧が、常時0.2MPa以上になる使い方はしないでください。真空発生器破損の原因となります。
注意
1.真空破壊エア流量調整及び真空破壊エアリリーフ圧力調整は、デジタルカタログをよく読んでから行ってください。
2.配管抵抗が大きい場合、または必要流量が多い場合はご注意ください。破壊流量不足によるトラブルの原因となる可能性があります。仕様をよく確認してご使用ください。
3.ワーク側ポートに必ず真空フィルタを取付けてください(真空破壊用の正圧を印加しても良いフィルタに限る)。取付けないと、異物混入などにより製品性能を満足しなくなる可能性があります。
真空関連機器シリーズのよくある質問
圧力の表し方は2種類あり、「絶対圧」と「ゲージ圧」によるものがあります。
絶対圧
絶対真空の圧力を0基準にした圧力が「絶対圧力」です。
空気圧の流量計算などに使用されます。
単位の最後に「abs」がつきます(例:10 kPa abs)
ゲージ圧
計測場所、計測時の大気圧を圧力0として測った圧力が「ゲージ圧力」です。
大気圧を基準に、1cm2の面積にどれだけの圧力がかかっているかを表します。一般的な圧力計に使われる圧力です。大気圧より高いゲージ圧を「正圧」、低い圧力を「負圧」と呼びます。
トルは、SI単位であるパスカル(Pa)(ヘクトパスカル(hPa))が使用される前に、汎用的に使われていた圧力や真空度を表す単位です。(絶対真空は0Torr、標準大気は760Torrとなります)
トルは「水銀柱ミリメートル (mmHg)」 と同じ単位の別名でもあり、非SI単位ですが、現在も多くの分野で使用されています。
1Torr = 133.32Pa、
1気圧 = 1013hPa = 1.01325x105 Pa = 760Torr
※) パスカルは、天気予報で使われるヘクトパスカルの1/100。
真空用フィルタを取付けた場合の圧力損失は、以下のリンクからご覧ください。
なお、取付フィルタ自体の圧力損失、ご使用時の目詰まり状態によって吸込流量と真空到達速度が変化しますので、エレメント交換など、定期的なメンテナンスが必要です。
※) メンテナンス用にエレメント単体でのご購入も可能です。(VFU、VFB、VFR用)
集中排気と大気開放は、排気方法の違いとなり、真空ラインの用途により選択可能です。
真空回路用
サイクロン効果とフィルタにより、ダスト・水滴が取除かれたエアを出口(継手)側へ排出。
一般的なインラインフィルタと同様に、機器と機器の間に設置するタイプです。
使用例1
ユニオンタイプより容量が大きいためダストを多く集積でき、メンテナンス回数などが減らせます。
真空ポンプなどに使用する場合は、真空ポンプの吸気側に設置してください。
※) この時、エアタンクを併用することで、真空エアの脈動低減が可能です。
排気回路用
サイクロン効果とフィルタによりダスト・水滴が取除かれたエアを、直接大気(外気)へ排出。
排気の末端に設置します。ダスト集積の目的以外にも、粒体・粉体搬送用の真空発生器VRLと併用し、エアの中の粉体(粒体)の収集にも使用可能です。
使用例2
取りきれなかった細かなダストは大気に飛散しますので、クリーン環境などには適しません。
取れません。
真空用フィルタは、空気中のゴミ・塵などを除去するもので、水分の除去はできません。
ろ過面積が大きい方がゴミ・塵を除去する面積が大きいので、エレメントのメンテナンスサイクルが長くなります。使用する環境雰囲気、装置の仕様などを考慮し選定してください。
この商品に関するお問い合わせ
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