調質機器
ファイバードライ
電源不要な中空糸膜式エアドライヤ。
特長
電源不要な中空糸膜式エアドライヤ。
配管途中にフィルタ感覚で接続可能。
冷凍式以上の乾燥空気が得られます。
ドレンが出ません。
除去された水分は、水蒸気として装置外へ排出。
パージ空気量の調整が可能。
パージ空気量が多い場合、調整可能。(3段階調整)
仕様
使用流体 | 空気 |
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使用圧力範囲 | 中空糸膜内側:0.3~0.85MPa/中空糸膜外側:0~0.05MPa |
使用流体範囲 | 0~55℃(凍結なきこと) |
使用温度範囲 | 0~55℃(凍結なきこと) |
※)空気以外の使用は、最寄りの営業所にご相談ください。
適用サイズ
チューブサイズ
ミリサイズ(mm) | φ4, φ6, φ8, φ10, φ12, φ16 |
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ネジサイズ
管用テーパメネジ | Rc1/4, Rc3/8 |
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特性グラフ
注文案内
注文形式例
個別注意事項
注意
1.ファイバードライ(DMP、FDT)のパージ調整ダイヤルは、必ず矢印方向に回してください。逆方向へ回すと破損の原因となります。
2.ファイバードライの性能安定と寿命延長のため、基本配管例を厳守してください。
3.コンプレッサから直にファイバードライをご使用の際は、必ずドライヤ、フィルタセットタイプ(ドライユニット)をご使用ください。(またはフィルタを設置)
調質機器シリーズのよくある質問
酸素(純酸素を除く)や窒素、ヘリウム、アルゴンなどの不活性ガスの除湿は可能です。
ただし、弊社ファイバードライは使用流体の一部をパージエアとして大気に開放するため、ガスが設置空間に充満し、最悪、事故に繋がる危険があります。そのため、ストレートタイプドライヤ(DMBタイプ)、もしくはフレキシブルタイプドライヤ(DMFタイプ)を使用し、パージエア接続口には別回路で圧縮エアを供給してください。
また、ドライヤに接続されているワンタッチ継手につきましても、様々な要因によりガスの漏れが発生する可能性があります。こうしたことも考慮の上、使用可否をご判断ください。
まず、ファイバードライの中空糸膜の除湿原理についてですが、中空糸膜フィルタの内側に圧縮エアを流すと、水蒸気のみが膜外に透過し、出口側には乾燥エアが出てきます。
この乾燥エアの一部を、パージエア(水蒸気を取り去るエア)として中空糸膜の外側に沿って流すことで、中空糸膜表面およびケーシング内の水蒸気を外に排出します。そのため、中空糸膜フィルタは常に水蒸気濃度が低い状態に保たれ、連続除湿を行うことができます。
ファイバードライはパージエアの流量調整機能があり、得られる乾燥エアの乾燥度を調節できます。
パージ流量が多い(=パージ率が高い)ほど、乾燥度は高くなります。
【動画】ファイバードライ除湿原理
露点とは、気体(空気やガスなど)に含まれる水蒸気が水滴になり始める温度のことで、露点温度とも言います。露点温度は気体中の水蒸気の量により変化するため、気体中の水分量を表す値として用いられます。
露点温度が低いほど、水分量が少ない(=乾燥している)、露点温度が高いほど、水分量が多い(=湿潤である)、となります。
また、気体の圧力が高いと気体の露点温度も高くなるので、圧縮エアは水分量(ドレン)が多く、そのまま使用するとシリンダや電磁弁、エア工具のサビの原因につながりますので、まずドライヤでエアを乾燥させる必要があります。
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