圧力計・検出スイッチ
8mm幅デジタル表示付圧力センサ
超薄型で超軽量なLED表示付圧力センサ。
特長
超薄型で超軽量なLED表示付圧力センサ。
エア消費量の低減可能な省エネモードタイプを用意。
真空保持機能を有する真空発生器との併用で、エア消費量の低減可能。
センサの設定値(スイッチ設定、表示設定)を最大10台までコピー可能。
ケーブル長さを4種類用意。
ケーブル長さ:500、1,000、2,000、3,000mmから選択可能
LED文字高さは4.5mmとし、高い視認性を実現。
2個のプッシュボタンにより、全ての設定が可能。
取付方法は、ブラケット取付け、DINレール仕様、直接ネジ締付けの3種類を用意。
ワンタッチ継手タイプ、メネジタイプにニップルタイプを追加。
取出方向は、片側入力とインライン入力を用意。
取出口形状は、3種類を用意。
ワンタッチ継手、メネジ、ニップルタイプを用意。
仕様
共通仕様
使用流体 | 空気、非腐蝕性/不燃性ガス |
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圧力検出方法 | 拡散半導体圧力スイッチ |
使用温度範囲 | 0~50°C(凍結なきこと) |
保存温度範囲 | -20~70°C(大気圧、湿度65%RH以下) (凍結なきこと) |
使用湿度範囲 | 35~85%RH(結露なきこと) |
耐振動 | 100m/s2 |
耐衝撃 | 150m/s2 |
保護構造 | IEC規格 IP40相当 |
供給電源 | DC12~24V ±10% (リップルP-P含む) |
消費電流 | 30mA以下(全点灯、2点出力無負荷ON時) |
圧力表示素子 | 符号付2桁、7セグメント赤色LED(文字高:4.5mm) |
表示回数 | 4回/秒 |
監視機能 | 圧力オーバー表示、点滅表示 |
パネルロック機能 | ボタン操作により有効/無効を選択 |
表示/非表示機能 | ボタン操作により有効/無効を選択 |
表示精度 | ±1%F.S. ±1count |
温度特性 | ±3%F.S. ±1count (0~50°C、at Ta=25°C) |
ゼロ点調整 | ゼロアジャストモードにて調整 |
負圧タイプ圧力レンジ
使用圧力範囲 | -100kPa~100kPa |
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耐圧 | 400kPa |
連成圧タイプ圧力レンジ
使用圧力範囲 | -100kPa~300kPa |
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耐圧 | 0.6MPa |
省エネモード負圧タイプスイッチ出力仕様
出力点数 | 1点SW出力+真空発生用バルブ制御用信号 |
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出力方式 | NPNオープンコレクタ & PNPオープンコレクタ |
スイッチ容量 | DC30V 80mA以下 |
残留電圧 | 1.2V以下(NPN、負荷電流80mA時)/2.2V以下(PNP、負荷電流80mA時) |
出力動作(SW1) | セパレートモード LO動作のみ |
出力動作(SW2) | 真空発生用バルブ制御用信号 |
圧力設定範囲 | -99~0(kPa)/.00~0.12(MPa) |
動作表示 | 出力ON時:LED点灯(SW1:赤/SW2:緑) |
温度特性 | ±5%F.S. (0~50°C、at Ta=25°C) |
繰返し精度 | ±0.3%F.S. |
応答性 | 1ms以下 |
応差設定 | ヒステリシス設定により可変、0~90kPa相当 |
過負荷保護回路 | 有り |
2点SW出力モード負圧タイプ出力仕様
出力点数 | 2点SW出力 |
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出力方式 | NPNオープンコレクタ & PNPオープンコレクタ |
スイッチ容量 | DC30V 80mA以下 |
残留電圧 | 1.2V以下(NPN、負荷電流80mA時)/2.2V以下(PNP、負荷電流80mA時) |
出力動作(SW1, SW2) | セパレートモード、ウインドコンパレータモード(選択) |
圧力設定範囲 | -99~0(kPa)/.00~0.12(MPa) |
動作表示 | 出力ON時:LED点灯(SW1:赤/SW2:緑) |
温度特性 | ±5%F.S. (0~50°C、at Ta=25°C) |
繰返し精度 | ±0.3%F.S. |
応答性 | 約1, 25, 250ms(選択) |
応差設定 | ヒステリシス設定により可変、0~90kPa相当 |
過負荷保護回路 | 有り |
省エネモード連成圧タイプスイッチ出力仕様
出力点数 | 1点SW出力+真空発生用バルブ制御用信号 |
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出力方式 | NPNオープンコレクタ & PNPオープンコレクタ |
スイッチ容量 | DC30V 80mA以下 |
残留電圧 | 1.2V以下(NPN、負荷電流80mA時)/2.2V以下(PNP、負荷電流80mA時) |
出力動作(SW1) | セパレートモード LO動作のみ |
出力動作(SW2) | 真空発生用バルブ制御用信号 |
圧力設定範囲 | -99~0(kPa)/.00~0.36(MPa) |
動作表示 | 出力ON時:LED点灯(SW1:赤/SW2:緑) |
温度特性 | ±5%F.S. (0~50°C、at Ta=25°C) |
繰返し精度 | ±0.3%F.S. |
応答性 | 1ms以下 |
応差設定 | ヒステリシス設定により可変、0~90kPa相当 |
過負荷保護回路 | 有り |
2点SW出力モード連成圧タイプ出力仕様
出力点数 | 2点SW出力 |
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出力方式 | NPNオープンコレクタ & PNPオープンコレクタ |
スイッチ容量 | DC30V 80mA以下 |
残留電圧 | 1.2V以下(NPN、負荷電流80mA時)/2.2V以下(PNP、負荷電流80mA時) |
出力動作(SW1, SW2) | セパレートモード、ウインドコンパレータモード(選択) |
圧力設定範囲 | -99~0(kPa)/.00~0.36(MPa) |
動作表示 | 出力ON時:LED点灯(SW1:赤/SW2:緑) |
温度特性 | ±5%F.S. (0~50°C、at Ta=25°C) |
繰返し精度 | ±0.3%F.S. |
応答性 | 約1, 25, 250ms(選択) |
応差設定 | ヒステリシス設定により可変、0~90kPa相当 |
過負荷保護回路 | 有り |
適用サイズ
チューブサイズ
ミリサイズ(mm) | φ1.8, φ3, φ4 |
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適用継手サイズ
ミリサイズ(mm) | φ4, φ6 |
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ネジサイズ
メートルメネジ | M5x0.8 |
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回路図
注文案内
注文形式(例)
個別注意事項
注意
1.設定ボタンは、先端が鋭利なもので押さないでください。設定ボタンの破損の原因となります。
2.設定ボタンには、過度な力をかけないでください。ボタンまたは製品自体の破損の原因となります。
3.DINレール固定を行う際は、35mm幅のDINレールをご使用ください。
4.DINレール固定を使用する場合には、市販のDINレール固定具を製品の両側面に取付けて固定してください。過度の振動、衝撃によりDINレールから製品が外れる可能性があります。
5.DINレール用リリースレバーに過度の荷重をかけないでください。リリースレバーの破損の原因となります。特にDINレールにセンサを取付けた状態でチューブの取付け、取外しを行う際は、リリースレバーに荷重がかからないよう本体を手で押さえて行ってください。
6.圧力表示部を指で強く押さないでください。表示画面の破損またはシールの脱落の原因となります。
7.LED表示面ディスプレイは、出荷時に保護フィルムが貼られています。必要に応じて剥がしてご使用ください。
8.止めピンを抜くことにより、カートリッジ継手の着脱が可能ですが、使用時には止めピンが確実に挿入されていることをご確認ください。
圧力計・検出スイッチシリーズのよくある質問
表示タイプとして、アナログとデジタルの2種類があり、許容差の表記が異なります。
例えば、精度表示が2%の場合は以下のようになります。
1)アナログ表示の精度
±2% F.S.
F.S.とは、フルスケールの略で、測定範囲のことです。
これがセンサ自身の精度であり、許容差を表します。この場合、測定範囲×±2% となります。
(許容差(精度幅=2%)は測定値に関わらず一定の値です。)
以下の3種類の表示精度±2% 1digitと同じです。
しかし、測定範囲がそれぞれ異なるため、±2%の値も変わってきます。
VUS-31R-N(連制圧:-100.0~100kPa)
VUS-31-N(負圧:-101.3~0kPa)
SEU-31R-N(正圧:0~1MPa)
それに加え、以下の±1digit(表示最小値)が発生します。
2)デジタル表示の精度
±2% F.S. ±1 digit
digit(デジット)とは、デジタル機器の特性(分解能)上、生まれるものです。
1digitは、表示できる最小の値となります。(表示倍率分解能を確認してください)
測定値の最小桁が0.01の位の場合、±0.01の許容差(精度幅)となるため、測定範囲×±2%へさらに±0.01した数値が許容差となります。
分離型表示器に圧力が表示されない時、以下をご確認ください。
1)
コネクタのケーブルの繋ぎ方(配線)の間違い
2)
センサヘッドが「アナログ出力タイプ」であるか
(圧力表示器は「スイッチ出力タイプ」のセンサヘッドとは併用できませんのでご注意ください)
3)
センサタイプ設定がセンサヘッドの定格圧力範囲(センサ入力仕様)と一致しているか
センサタイプ設定(「C-1(連成圧)」「C-2(正圧)」「C-3(負圧)」)が、お使いのセンサヘッドの定格圧力範囲(センサ入力仕様)と一致しているかご確認ください。これと異なるセンサタイプ設定を行うと、正しい数値が表示されません。
SED-31のセンサタイプ設定と推奨するセンサヘッド(参考:弊社カタログより抜粋)
「C-1(連成圧)」 VUS11-□AR
「C-2(正圧)」 VUS11-□A、VUS12-□A
「C-3(負圧)」 SEU11-□A
※)
センサヘッドの破損
センサヘッドおよび表示器の供給電源(V)以上の電圧を加えてしまうと、センサヘッドと表示器が破損し、結果、圧力表示器に圧力が表示されなくなるケースもあります。必ずセンサヘッドの供給電源(V)の範囲内でご使用ください。
出力方式および使用用途の違いです。
アナログ式
圧力を検知し、それに応じた電気信号(電圧・電流)を出力します。
常に圧力に応じた電気信号を出力します。
そのため、圧力の確認、圧力の変化を見て装置が正しく作動しているかを確認したいなど、圧力の確認・管理に使用します。圧力の増減に応じて出力が変化するので、ディスプレイに圧力の波形を表示することも可能です。
スイッチ式
設定した圧力値を超えた(下回った)ことを検知し、スイッチ出力※します。
(設定した圧力に達しないと出力されません。)そのため、使用用途としては、タンクの圧力が設定値以上になったらバルブを止めたい、吸着搬送中にワークが吸着したら真空度が設定値以上になったら装置を動かしたい…といった際に、回路全体の動きを制御するためのスイッチとして使用します。
※)
スイッチ出力とは、電圧や電流を信号として出力するアナログ式と違い、内蔵されているトランジスタ(増幅、またはスイッチ動作をさせる半導体素子のこと)のON・OFF(スイッチ)作用で出力を表現します。
この出力方式は、NPNオープンコレクタと、PNPオープンコレクタの2種類があります。
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