圧力計・検出スイッチ
ハンディマノメータ
スリム・軽量・高機能なハンディタイプの圧力ゲージ。
特長
スリム・軽量・高機能なハンディタイプの圧力ゲージ。
ハンディタイプで使いやすさ・利便性を追求。
見やすい大型ディスプレイを採用。
表示桁3・1/2のLCD表示。
圧力レンジは3タイプを用意。
ゲージ圧表示連成圧、ゲージ圧表示連成圧(低圧)、絶対圧表示をラインナップし、用途に合わせた選択が可能。
アナログ出力機能も装備。
低消費電力設計。
市販の乾電池(単4x2本)使用で、連続使用約1,000時間。
(本製品に乾電池は、付属しておりません。)
仕様
共通仕様
表示方式 | 3・1/2桁LCD |
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分解能 | 1 digit |
性能 | ゼロ調整(※1)、表示ホールド、オフセット(※1)、オートパワーOFF |
使用温度 | 0~50℃(ただし、氷結しないこと) |
使用湿度 | 15~85%RH以下(ただし、結露しないこと) |
駆動電源 | 3VDC、単4形乾電池x2個(※2) |
圧力ポート | M5x0.8メネジ |
保護構造 | IP40(IEC規格)(※3) |
電池寿命 | 約1,000時間 |
※1)GPH-Bには、ゼロ調整とオフセット機能はありません。
※2)乾電池は付属しておりません。ご使用の際には、乾電池(マンガンまたはアルカリ)をご用意ください。
※3)アナログ出力機能使用の場合規格外になります。
ゲージ圧表示連成圧(低圧)タイプ
定格圧力範囲 | -101~100kPa |
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最大圧力 | 200kPa |
表示精度(25℃) | ±0.5% F.S. ± 2 digit |
表示精度(25±25℃) | ±1% F.S. ± 2 digit以下 |
適用媒体 | 空気、非腐蝕性気体 |
アナログ出力 供給電源 | 5±0.5V DC、5mA以下、外部供給(内蔵電池不可) |
アナログ出力 出力電圧 | -1.000~1.000V |
アナログ出力 出力精度 | ±10mV(表示値基準) |
標準付属品 | 取扱説明書・検査成績書 |
ゲージ圧表示連成圧タイプ
定格圧力範囲 | -100~1,000kPa |
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最大圧力 | 1,500kPa |
表示精度(25℃) | ±0.5% F.S. ± 2 digit |
表示精度(25±25℃) | ±1% F.S. ± 2 digit以下 |
適用媒体 | 空気、非腐蝕性気体 |
アナログ出力 供給電源 | 5±0.5V DC、5mA以下、外部供給(内蔵電池不可) |
アナログ出力 出力電圧 | -0.100~1.000V |
アナログ出力 出力精度 | ±10mV(表示値基準) |
標準付属品 | 取扱説明書・検査成績書 |
絶対圧表示タイプ
定格圧力範囲 | 0~100kPa abs |
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最大圧力 | 200kPa abs |
表示精度(25℃) | ±0.5% F.S. ± 2 digit |
表示精度(25±25℃) | ±2% F.S. ± 2 digit以下 |
適用媒体 | 空気、非腐蝕性気体および液体 (ただしSUS316を腐蝕しないこと) |
アナログ出力 供給電源 | 5±0.5V DC、5mA以下、外部供給(内蔵電池不可) |
アナログ出力 出力電圧 | 0.000~1.000V |
アナログ出力 出力精度 | ±10mV(表示値基準) |
標準付属品 | 取扱説明書・検査成績書・保護カバー |
※)注文形式の圧力ポートサイズ・接続形状で記号:4または6を選定された場合は、適用外とさせていただきます。継手につきましては、ご使用になる媒体に応じた継手を当社継手シリーズからネジサイズ:M5の継手を別途選定してください。
適用サイズ
チューブサイズ
ミリサイズ(mm) | φ4, φ6 |
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ネジサイズ
メートルメネジ | M5x0.8 |
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形状・価格一覧
個別注意事項
警告
1.本製品は、防爆仕様ではありません。防爆仕様の指定場所では、使用しないでください。
2.本製品は、防滴・防塵構造ではありません。
3.本製品は、対象物の測定を行うもので、事故防止など安全確保を目的とした制御機能を持つものではありません。
注意
1.GPH-V/-Sの適用媒体は空気、および非腐蝕性気体です。水や腐蝕性流体に使用しますと、故障の原因となります。GPH-Bの適用媒体は、SUS316Lを腐蝕しない気体および液体です。腐蝕性媒体に使用しますとケガや故障の原因となります。また、防爆仕様ではありませんので、引火性の気体は使用しないでください。
2.測定圧力は、仕様の圧力範囲としてください。最大圧力以上を印加しますと、故障の原因となります。
3.圧力ポート内部への異物混入にご注意ください。内部に異物が混入しますと、故障やエアリークの原因となります。混入の可能性がある場合、フィルタなどを介してのご使用をお願いいたします。
4.ストラップによる事故にご注意ください。ストラップを取付けて使用する場合、ストラップを持って故意に振り回しますと、思わぬ事故やケガ、製品の破損を生じる恐れがあります。ご使用の際には、本体部をしっかり把持してご使用ください。
5.圧力ポートにワンタッチ継手を締付け固定する場合、締付けトルクは1~1.5N•mで行ってください。
6.アナログ出力機能をご使用の際は、コネクタの誤配線などにより、CAL端子に電圧や信号を加えますと故障の原因となります。また、電池室のフタを紛失しないようご注意ください。
7.保護カバーの材質は、シリコーンゴムです。シリコーンゴムを腐蝕する媒体には、使用しないでください。また、保護カバーは、継手やチューブの着脱時の液漏れから本体を保護するためのものです。
8.定期的な保守点検を実施してください。ご使用の際には、事前に正常な動作が行われていることをご確認ください。予期せぬ故障などにより正常値が表示されなかったり、十分な機能を発揮できない可能性があります。
9.電池は指定された電池をご使用ください。指定外の電池を使用すると故障の原因となります。
10.電池の向きを正しく入れてください。電池の向きを間違えますと、電池の破裂や液漏れを誘発し、故障や事故の原因となります。また、長時間使用しない時は、液漏れ防止のため、必ず電池を外して別に保管してください。
11.製品の汚れは、柔らかい布で拭取ってください。製品に付着した汚れは、水で薄めた中性洗剤に浸した布をよく絞って拭取り、乾いた布で仕上げてください。その際は、中性洗剤の液が圧力ポート内部や本体内部へ入らないようご注意ください。故障の原因となります。
12.保護カバーを保管される際には、常温常湿下で暗所に保管してください。長期間紫外線に曝すると劣化や変色する可能性があります。
圧力計・検出スイッチシリーズのよくある質問
表示タイプとして、アナログとデジタルの2種類があり、許容差の表記が異なります。
例えば、精度表示が2%の場合は以下のようになります。
1)アナログ表示の精度
±2% F.S.
F.S.とは、フルスケールの略で、測定範囲のことです。
これがセンサ自身の精度であり、許容差を表します。この場合、測定範囲×±2% となります。
(許容差(精度幅=2%)は測定値に関わらず一定の値です。)
以下の3種類の表示精度±2% 1digitと同じです。
しかし、測定範囲がそれぞれ異なるため、±2%の値も変わってきます。
VUS-31R-N(連制圧:-100.0~100kPa)
VUS-31-N(負圧:-101.3~0kPa)
SEU-31R-N(正圧:0~1MPa)
それに加え、以下の±1digit(表示最小値)が発生します。
2)デジタル表示の精度
±2% F.S. ±1 digit
digit(デジット)とは、デジタル機器の特性(分解能)上、生まれるものです。
1digitは、表示できる最小の値となります。(表示倍率分解能を確認してください)
測定値の最小桁が0.01の位の場合、±0.01の許容差(精度幅)となるため、測定範囲×±2%へさらに±0.01した数値が許容差となります。
分離型表示器に圧力が表示されない時、以下をご確認ください。
1)
コネクタのケーブルの繋ぎ方(配線)の間違い
2)
センサヘッドが「アナログ出力タイプ」であるか
(圧力表示器は「スイッチ出力タイプ」のセンサヘッドとは併用できませんのでご注意ください)
3)
センサタイプ設定がセンサヘッドの定格圧力範囲(センサ入力仕様)と一致しているか
センサタイプ設定(「C-1(連成圧)」「C-2(正圧)」「C-3(負圧)」)が、お使いのセンサヘッドの定格圧力範囲(センサ入力仕様)と一致しているかご確認ください。これと異なるセンサタイプ設定を行うと、正しい数値が表示されません。
SED-31のセンサタイプ設定と推奨するセンサヘッド(参考:弊社カタログより抜粋)
「C-1(連成圧)」 VUS11-□AR
「C-2(正圧)」 VUS11-□A、VUS12-□A
「C-3(負圧)」 SEU11-□A
※)
センサヘッドの破損
センサヘッドおよび表示器の供給電源(V)以上の電圧を加えてしまうと、センサヘッドと表示器が破損し、結果、圧力表示器に圧力が表示されなくなるケースもあります。必ずセンサヘッドの供給電源(V)の範囲内でご使用ください。
出力方式および使用用途の違いです。
アナログ式
圧力を検知し、それに応じた電気信号(電圧・電流)を出力します。
常に圧力に応じた電気信号を出力します。
そのため、圧力の確認、圧力の変化を見て装置が正しく作動しているかを確認したいなど、圧力の確認・管理に使用します。圧力の増減に応じて出力が変化するので、ディスプレイに圧力の波形を表示することも可能です。
スイッチ式
設定した圧力値を超えた(下回った)ことを検知し、スイッチ出力※します。
(設定した圧力に達しないと出力されません。)そのため、使用用途としては、タンクの圧力が設定値以上になったらバルブを止めたい、吸着搬送中にワークが吸着したら真空度が設定値以上になったら装置を動かしたい…といった際に、回路全体の動きを制御するためのスイッチとして使用します。
※)
スイッチ出力とは、電圧や電流を信号として出力するアナログ式と違い、内蔵されているトランジスタ(増幅、またはスイッチ動作をさせる半導体素子のこと)のON・OFF(スイッチ)作用で出力を表現します。
この出力方式は、NPNオープンコレクタと、PNPオープンコレクタの2種類があります。
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