ESD(静電気放電)による電子部品へのダメージを防ぐために、表面抵抗値10⁶~10⁹Ωの静電気拡散性シリコーンゴムを採用した真空パッドです。一般的な静電気拡散性パッドの表面抵抗値は10⁵~10¹¹Ωですが、R69タイプはさらに厳しい基準に設定し、全数検査を実施して出荷いたします。
※) 表面抵抗値:物体の表面を流れるときの抵抗を表す値
ESD(静電気放電)とは?
帯電した物体同士が接近または接触することで発生する静電気の放電のことです。電子部品や半導体部品でESDが発生すると、機器の故障や機能低下を起こす可能性があります。
静電気対策について
静電気対策としては主に
・静電気の発生を制御
・静電気を速やかに逃がす
の2パターンが挙げられます。吸着搬送の際は『静電気を速やかに逃がす』方法を取ることが多いです。
導電性ゴム材質との違い
導電性ゴム材質は、静電気を速やかに逃がすことを目的とし、プラスチック成型品などの静電気対策で一般的に使用されています。電子部品の吸着搬送で導電性ゴムを使用した真空パッドを選択すると、静電気を一気に逃がしてしまい、電子部品が損傷してしまう可能性があります。ピスコの静電気拡散性ゴム「R69タイプ」は、静電気を緩やかに逃がすため、電子機器内部回路の損傷を防ぐことができます。
半導体製造ラインや精密機器組み立てなど、静電気対策が必要な環境やワークにおすすめです。
| 記号 | SE-R69 |
|---|---|
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表面抵抗値(Ω) |
10⁶~10⁹ |
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ゴム材質 |
静電気拡散性シリコーン |
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表面硬度 |
HS50 |