大容量真空フィルタカタログ
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酸4R3/8R1/2R3/4G3/8G1/2G3/420~22N·m30~35N·m3.本製品は防爆構造ではありませんので、真空破壊を目的とした瞬間的な加圧以外の正圧印加はしないでください。本体の破損により人体への負傷の危険性があります。4.ボウル材質はポリカーボネートです。表-1に表した化学薬品の使用、あるいは雰囲気での使用は避けてください。ボウルの破損により人体への負傷の危険性があります。表-1.化学薬品名化学薬品の種類2.ダストの除去及びエレメントの交換後、ボウルを確実に固定し真空の漏れが無いことを確認してください。3.配管の接続は外観寸法図、または本体の矢印▷(IN→OUT)を確認の上行ってください。逆接続はフィルタ性能が満足できません。4.ダスト、または水分の貯容はボウルに記載されている「MAX. DRAIN LEVEL」以下としてください。貯容物がエア流により巻き上げられ、フィルタエレメントの寿命を著しく低下させる可能性があります。5.本製品の各ポートに管継手を締付ける際は、各ポートの六角部を適切なスパナなどの工具により把持し、共回りしないように締付けてください。また締付けトルクは表-2のトルクを参考に漏れのないよう締付けてください。表-2.締付けトルク(参考)ネジ種類管用テーパネジ管用平行ネジ6.製品を設置、固定する際はボウルを下向き且つ垂直に取付けてください。7.ブラケット及び製品の固定ネジは、定期的に増し締めを行ってください。警 告1.本体及び継手部に引張り荷重、モーメント荷重がかからないようにしてください。本体が破損する可能性があります。2.本製品のフィルタエレメントは定期的に保守点検を行ってください。エレメントの目詰まりにより性能低下、またはトラブルの原因となります。エレメントの交換作業は「ダストの除去方法及びフィルタエレメント交換方法」をよく理解しフィルタの内圧を大気圧状態にして安全を確認の上行ってください。注 意1.配管内の錆、異物の混入は製品の故障、誤作動、性能低下の原因となりますので、ご使用前及び適当な期間毎に配管内のフラッシングをお勧めします。ワンタッチ継手仕様のフラッシングを行う際は、ニップルや短く切ったチューブを装着し、行ってください。ワンタッチ継手のシール部品が製品外部へ飛び出ることがあります。化学薬品の分類無機化合物アルカリ無機塩芳香族炭化水素ベンゼン・トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレンなど塗料のシンナーに含有(ベンゼン・トルエン・キシレン)塩素化脂肪族炭化水素塩素化芳香族炭化水素石油成分アルコールフェノールエーテル有機化合物ケトンカルボン酸リン酸エステルオキン酸ニトロ化合物アミンニトリル※上記薬品以外でも使用できない物がありますので、実機にて充分な確認、試験を行ってからご使用ください。ネジサイズ締付けトルク12.5~14.5N·mオネジ側、締付けトルクに準ずる。塩化メチル・塩化エチレン・塩化メチレン・塩化アセチレン・クロロホルム・トリクレン・バークレン・四塩化炭素などクロルベンゼン・ジクロルベンゼン・六塩化ベンゼン(B・H・C)などソルベント・ナフサ・ガソリンメチルアルコール・エチルアルコール・シクロヘキサノール・ベンジルアルコール石炭酸・クレゾール・ナフトールなどメチルエーテル・メチルエチルエーテル・エチルエーテルアセトン・メチルエチルケトン・シクロヘキサノン・アセトフェノンなどギ酸・酢酸・ブチル酸・アクリル酸・シュウ酸・フタル酸などフタル酸ジメチル(DMP)、フタル酸ジエチル(DEP)、フタル酸ジブチル(DBP)、フタル酸ジオクチル(DOP)グリコール酸・乳酸・リンゴ酸・クエン酸・酒石灰ニトロメタン・ニトロエタン・ニトロエチレン・ニトロベンゼンなどメチルアミン・ジメチルアミン・エチルアミン・アニリン・アセトアニリンなどアセトニトリル・アクリロニトリル・ベンズニトリル・アセトイソニトリルなど化学薬品の主な製品塩酸・硫酸・硝酸・フッ酸・クロム酸などカ性ソーダ・カ性カリ・消石灰・アンモニア水・炭酸ソーダなどアルカリ物質硫化ソーダ・硝酸カリ・重クロム酸カリ・硝酸ソーダなど化学薬品の分類金属の酸洗い液・酸性脱脂液・皮膜処理液など金属のアルカリ性脱脂液金属の有機溶剤系の洗浄液(トリクレン・バークレン・四塩化炭素など)農薬凍結防止剤として使用消毒液ブレーキ油の添加剤染色剤・シュウ酸はアルミの処理剤、フタル酸は塗料の可塑剤として使用潤滑油・合成作動油・防錆油の添加剤合成樹脂の可塑剤として使用ブレーキ油の添加剤二トリルゴムの原料掲載商品の注意事項

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