2画面2色デジタル表示付流量センサ21
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PLC入力主回路他の機器リレー主回路入力機器入力機器入力機器ONPLCPLCの出力18・使用時には、暖機運転(通電後5分以上)を行ってください。出力精度は、温度特性の他に通電による自己発熱の影響も受けます。・設定値を変更する場合は、装置を停止してから変更してください。制御系装置が意図しない動作をする恐れがあります。・製品を分解、改造しないでください。・CE適合のための使用条件を守ってください。・測定流量レンジを超えた場合でも、アナログ出力は出力されますが、表示は「Hi」または「Lo」表示となります。ただし、精度保証外となりますので、・流体の脈動など、流量が安定しない領域でのスイッチ設定を避けてください。流量が安定しない状態でスイッチ動作を行うと動作不安定となります。この時は、2つの設定値の間を十分持たせるか、不安定な領域でのスイッチ設定を避け、スイッチ動作が安定することを確認してからご使用ください。・断線・配線抵抗による逆流電流にご注意ください。流量センサと同じ電源に流量センサを含めた他の機器が接続されている場合、制御盤の入力装置の動作を確認するため、スイッチ出力線と電源線-側を短絡させたり、または電源線-側が断線すると流量センサのスイッチ出力回路に逆流電流が流れ破損する場合があります。逆流電流による破損を防止するには、下記のような対策を行ってください。・表示部は押さないでください。・本製品はマイクロセンサチップを使用しているため、落下衝撃や振動の影響を受けない場所で使用してください。また、設置、運搬時にも精密機器として取扱ってください。・動作中に異常が発生した場合は、すぐに使用を中止して電源をOFFにし、販売店に連・通電直後の約5秒間は、信号を無視する制御回路、プログラムにしてください。本製品は通電直後、自己診断のため約5秒間は流量制御動作を・本製品と電磁弁、リレーなどのサージ電流が発生する誘導負荷と電源を共有している場合、誘導負荷が作動した状態で回路が遮断されると、サージ吸収素子の取付位置によってはサージ電流が出力回路に回り込み、破損することがあります。サージ電流の回り込みによる破損を防止するには、下記のような対策を実施します。・ニードル弁付の場合、振動によりニードルが回転し、流量が変化する場合があります。本製品はEMC指令に適応したCE適合製品です。本製品に適用しているイミュニティに関する整合規格EN 61000-6-2への適合条件として、下記が必須です。①電源線と信号線が一対になったケーブルを使用し、信号線として評価していること②サージイミュニティの対策を装置側で実施していることあらかじめご了承ください。①電源線、特に-側の電源線への電流の集中を避けるとともに、配線を極力太くする。②流量センサと同じ電源に接続する機器を制限する。③流量センサ出力線に直列にダイオードを入れ、電流の逆流を防止する。④流量センサの電源線-側に直列にダイオードを入れ、電流の逆流を防止する。絡してください。行いません。①電磁弁、リレーなどの誘導負荷になる出力系と流量コントローラなどの入力系の電源は分離してください。②別電源にできない場合は、すべての誘導負荷に対して直接サージ吸収用の素子を取付けてください。PLCなどに接続されているサージ吸収素子は、その機器のみを保護するものです。③下図のように電源配線の各所にサージ吸収素子を接続し、不特定箇所での断線に備えてください。なお、機器類がコネクタに接続されている場合、コネクタの脱着は電源をOFFにしてから行ってください。通電中にコネクタを外すとサージ電流が回り込み、出力回路が破損することもあります。逆流防止用ダイオード流量センサ他の機器からの電流断線または非常停止による回路遮断サージ吸収素子(後付け)流量コントローラサージ電流制御盤テストSWまたは短絡断線サージ吸収素子(内蔵)電磁弁注意使用方法警告

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