真空パッドベローズタイプ
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796警 告注 意■ 吸着力ベローズタイプの吸着力につきましては、パッドの特性上、真空度・パッド材質・被吸着物などの影響により計算上(理論吸着力×安全率)の吸着力を確保できない可能性があります。選定に際しては、「真空パッドの選定方法」(P.000)により求められた吸着力を目安に、実機にて吸着能力に問題がないかご確認ください。また、ベローズタイプは垂直吊りに適しません。ご使用になる場合は、実機にて十分ご確認ください。 個別注意事項ご使用の前に必ずお読みください。安全上のご注意、掲載商品の注意事項についてはP.00〜P.00、真空パッドの共通注意事項についてはP.000〜P.000をそれぞれご確認ください。1.吸着痕防止樹脂アタッチメントを取付けるパッドゴムは、必ず当社の「真空パッドベローズタイプ」をご使用ください。樹脂アタッチメントとパッドゴムの形状が適正でない場合、樹脂アタッチメントの抜けや多量のリークが発生します。1.ベローズタイプは、寸法表の押付許容ストロークを目安に、潰しすぎないようご使用ください。潰しすぎると蛇腹部の摩耗が早まる可能性や、リップ部の亀裂の発生、ひずみによる変形により、吸着不良の原因となる可能性があります。2.選定の際は以下にご注意の上、実機にて吸着試験を行ってください。3.真空パッドの吸着面は使用前に必ず洗浄を行ってください。付着物が吸着痕として残る場合があります。な4.吸着痕防止樹脂アタッチメントを取付けるパッドゴムの材質は、使用条件に適したものを選定してください。①材質の特性上、使用状況により蛇腹同士が貼付き変形する可能性があります。②吸着痕防止樹脂アタッチメントは、リップ部を樹脂化することによりゴム製真空パッドと比べ吸着痕を抑えておりますが、吸着痕を完全に防げるものではありません。また、吸着痕軽減の程度は環境やワークにより異なります。③吸着痕防止樹脂アタッチメントは、ゴム製真空パッドと比べ、吸着面からのリークが大きく影響します。真空源の流量は極力大きく確保してください。また、真空保持の使い方はできません。お、洗浄時は吸着面に傷が付かないよう注意し、有機溶剤は使用しないでください。

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