プラレールチェーン
プラレールチェーンSD
高速、高負荷の駆動部で使用可能。
特長
高速、高負荷の駆動部に使用可能。
連結部構造強化で負荷を分散。
連結部の接触面積を増やすことで、ガタや芯ズレを削減。モーメント負荷を分散し、X-Y複合走行にも使用可能。
垂れに対する耐久力がアップ。
サイドプレートのストッパー面積を従来品に比べ約25%アップ。(当社プラレールチェーンSPとの比較)
挙動変化を縮小。
リンク連結間ピッチを極限まで短くし、滑らかな作動を実現。稼働時、停止時の跳ね上げを小さく抑えて長寿命。
取付具にはステンレスを採用。
ステンレス製(SUS430)の取付具で高速・高負荷作動をしっかりサポート。
摩耗に強い樹脂を採用。
従来品に比べ摩擦係数:1/2、比摩耗量:1/26と大幅削減。(当社プラレールチェーンSPとの比較)
内容物接触面を徹底排除。
凹凸形状を減らし、ケーブルやチューブなどの内壁面接触による摩耗量を削減。
内容物の出し入れ自由。
内周・外周のどこでも、左右どちらからでもフラップの脱着・開閉が可能。
取付具は移動端用、固定端用それぞれ1種類で4種類の取付方法に対応。
1種類の取付具で内周・外周、内側・外側取付に対応。
UL94 V-0相当品。
屈曲半径(R)
サイズ\記号 | R50 | R70 | R100 |
---|---|---|---|
2550 | ○ | ○ | ○ |
2560 | ○ | ○ | ○ |
2580 | ○ | ○ | ○ |
仕様
共通仕様
本体材質 | PA10T GF40% |
---|---|
使用温度範囲 | -10~80℃ |
使用環境条件 | 酸・アルカリの雰囲気内、熱水中はお避けください。 |
SD2550, SD2560, SD2580
最大ケーブル・チューブ外径(mm) | 20 |
---|---|
ピッチ(mm) | 25 |
リンク数(/m) | 40 |
最大フリースパン(※) (m) | 2.2 |
最大移動ストローク(m) | 4.3 |
最大ケーブル・チューブ質量(kg/m) | 7 |
最大移動速度(m/s) | 4 |
※) 最大フリースパン:水平走行できる長さのことです。
能力線図
形状・価格一覧
個別注意事項
プラレールチェーンシリーズのよくある質問
プラレールチェーンのリンク数計算は、以下で行えます。
プラレールチェーンの注文形式は、リンク数を含んでいません。
したがって、以下のように希望リンク数を注文形式に添えてお書きください。
(同リンク数を複数ご購入の場合、希望本数も記入してください。)
注文形式例
HPU204-R38 15リンク × □本
なお、指定リンク数で手配した場合はメーカーで指定リンクに組み立てた状態で出荷されます。
プラレールチェーンを購入される際、必要に応じて以下のパーツ(本体と別売り)をご購入ください。
1)
取付金具
プラレールチェーンの両端を固定するために必要です。移動端、固定端 各1セット(1袋2個入り)
※) HPU102用、HPK101用取付金具は、移動端、固定端がセットになっています。
2)
仕切板、棚板
必要に応じ、プラレールチェーンの中に仕切りを作ります。(シリーズにより異なります)
なお、フラップは付いた状態で納品されます。
また、フラップ、ジョイントパーツなどの部品単品でのご購入も可能です。
ケーブル、ホース収納量および内容物の最大直径は、機種によって異なります。
ケーブル・ホースの収納量(mm2)
プラレールチェーン内容量(内寸高さ(h)×内寸幅(w))×60%(SP、SCは70%)以内
内容物の最大径φd(mm)
内寸高さ(h)×80%
※) 内容物の計算について:以下の例を参考に、プラレールチェーン本体および隣り合う内容物の間に、φd×0.1以上の隙間を設けてください。
例)SP80150の場合
SP80150の「収納量(mm2)」と「収納可能最大径(mm)」は?
・内寸高さ: 80(mm)
・内寸幅: 150(mm)
・内容積: 80(mm)×150(mm)=12,000(mm2)
・収納量:12,000(mm2)×70%=8,400(mm2)以内
・収納可能最大径: 内寸高さ:80(mm)×80%=64(mm)
よりケーブル、ホースを長持ちさせるためには、収納物の固定に関する注意事項をご覧ください。
フラップの開閉方式は以下を参考にしてください。
HPUシリーズ
HPOシリーズ
SP15□~35□シリーズ
HPEシリーズ
HPCシリーズ
SPOシリーズ
SP45□, 55□, 80□シリーズ
SCシリーズ
※) プラレールチェーンSP45□、55□、80□タイプおよびSPOシリーズは内局のフラップが開閉可能です。
※) HPKシリーズ、HPMシリーズはフラップが開きません。
移動ストローク(S)
プラレールチェーン移動端(装置の移動部)が、2点間で往復運動する長さ。
シリーズにより許容できる長さが異なります。
フリースパン(F)
プラレールチェーンが水平走行できる距離。
屈曲半径(R)
プラレールチェーンが屈曲している部分の曲げ半径。
余裕(余裕長さ)(K)
プラレールチェーンの最低必要な余裕長さ。移動端、固定端の両方で確保する必要があります。
(移動端、固定端ぞれぞれの取付金具を走行軸線上に沿って、平行になるように取付けてください。擦れの原因となります。)
取付の高さ(H)
プラレールチェーン取付けの高さ。
取付時必要高さ(HF)
プラレールチェーンをフリースパン長にて使用の時にケーブル・ホースなどを挿入していない状態で起こるフクラミの高さを考慮し、通過可能な高さを表しております。
※) 特殊な走行をご検討の場合は、お問い合わせください。
この商品に関するお問い合わせ
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