World Robot Summit 2025 モノづくりロボットチャレンジにて
「第1位 経済産業大臣賞」を受賞!
「ノーマルタスク賞」「ベストハードウェア賞」も受賞
WRS(World Robot Summit)とは
ロボットの社会実装や研究開発の加速を目的とした、国際的なロボット複合イベント。
課題解決に向けた新たなイノベーションの創出を目指し、様々なイベントを開催。
イベントの中心となる競技会では、最先端のロボット技術やソリューションを競うために、世界中から参加チームが集結します。
競技内容
複数種類の日用品を、異なるサイズの箱に箱詰めする工程を競技化。システム全体の迅速性・柔軟性・経済性を評価する競技を想定。
生産要求に対する適合性(タクト、コスト)や新規の製品、変動する生産量への適応能力を評価する。
PISCO SIソリューション課の挑戦
チームの結束と技術の証明。その先にある優勝を目指して。
WRSへの挑戦にあたり、私たちが掲げた最大の目標は「高い技術水準で安定した成果を出し、優勝を勝ち取ること」。大会という公の舞台で、自社のロボットハンド技術の確かな実力を証明したい――その強い想いが、チーム全員の原動力となっていました。
準備期間では、装置制御の最適化からハードウェアの改良まで、あらゆる側面で徹底した検証と改善を重ねました。繰り返し行ったテストでは、サプライズタスクを想定したシナリオにも挑み、どのような状況にも対応できるよう検討を重ねました。
そして何より、チーム全員が同じコンセプトを共有して協力、構築できたことが準備期間を通じて最も大きな強みだったと感じています。
大会レポート
一つのハンドで全てを完結。調整のしやすさと汎用性がアドバンテージを生む。
私たちが大会で最大の強みとして掲げたのは、自社が企画・開発する「ロボットハンド」です。
全ての作業を一つのハンドで完結できる設計とし、2台のロボットには同一ハンドを搭載。これにより、ハンドチェンジの必要を無くし、2台が連動して作業を進めることで大幅な作業時間の削減に成功しました。
さらに、2台のロボットを可能な限り停止させず作業させることで、生産性と稼働率を向上。
また、カートンの蓋閉め工程はロボット制御のみで対応できるように設計し、調整の容易さと高い汎用性を備えることで、多品種・小ロット生産にも柔軟に対応できる仕組みを構築しました。
これらの技術的工夫が、私たちの競技運用における大きなアドバンテージとなりました。
当社の様子は下記の動画をご覧ください。
公開練習2
ノーマルタスク2
サプライズタスク1-2
サプライズタスク2-2
エキシビジョン3
大会の結果
順位賞
第1位経済産業大臣賞
Team SIS @ PISCO(株式会社日本ピスコ SIソリューション課)
第2位愛知県知事賞
CPF-TechVista
第3位WRS実行委員長賞
ROBO-SUPPO satellite
特別賞
Best Basic Performance Prize(ノーマルタスク賞)
Team SIS @ PISCO(株式会社日本ピスコ SIソリューション課)
Best Agile & Lean System Prize(サプライズタスク賞)
該当なし
Most Cost-Effective System Prize(ベストコストパフォーマンス賞)
該当なし
Best Software Implementation Award(ベストソフトウェア賞)
該当なし
Best Hardware Design Award(ベストハードウェア賞)
Team SIS @ PISCO(株式会社日本ピスコ SIソリューション課)
Safety Award(安全賞)
ROBO-SUPPO satellite
第1位(経済産業大臣賞)
トロフィー
第1位(経済産業大臣賞)
表彰状
Best Basic Performance Prize
(ノーマルタスク賞)
表彰状
Best Hardware Design Award
(ベストハードウェア賞)
表彰状
大会を終えて
今回のWRSでは、「全ての作業を一つのハンドで対応する」というコンセプトを掲げ、最後まで妥協することなく挑み続けました。その結果、目標としていた優勝を達成することができました。チーム全員で議論を重ね、試行錯誤を繰り返しながら、当初掲げた目的と強みを軸に判断することで、取捨選択が明確になり、一貫性のある高い完成度を実現できたと感じています。
この挑戦を通じて学んだのは、仲間を信じ、最後までやり抜く姿勢が成果に繋がるということでした。
大会を終えたいま、私たちはロボット技術のさらなる発展に貢献したいという思いを一層強くしています。今回の成果に満足することなく、新たな課題にも積極的にチャレンジし、より高い信頼性と実用性を兼ね備えた技術を追求していく。その姿勢を大切にしながら、社会課題の解決に貢献できるチームであり続けたいと考えています。
WRSで得た経験と成長を糧に、私たちは次のステップへ歩みを進めていきます。