自動化された機械加工工程でのサイクルタイム短縮事例
ロボットによるワークの着脱などで機械加工を自動化する場合、扉の開閉時間はサイクルタイムに直結します。
しかし、エアシリンダは速度を上げるとストローク端での衝撃が大きくなる為、速度を上げることが出来ません。
クッション機能付きスピードコントローラを使用する事で衝撃を緩和し、エアシリンダの速度を上げ、サイクルタイムを短縮する事が可能になります。
クッション機能付スピードコントローラ(BJSU)
サイクルタイムの改善
導入時のポイント
シリンダ速度を決める排気量はボディサイズに依存します。ボディサイズの大きなクッション機能付きスピードコントローラを使用する事で、初速を上げ、減速開始位置の設定をストロークエンドから遠ざけることで、減速開始位置のバラツキを吸収し、サイクルタイム内での確実な衝撃吸収が可能となります。
導入商品
(特許第5578502号)
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ショックアブソーバ不要。
排気流量の2段階調整を実現。二段目をクッション用とすることでショックアブソーバと同様の制御が可能。 -
速度調整(EX1)、クッションの強弱(EX2)、クッションのタイミング(TIM)をそれぞれ調整可能。
例)サイクルタイムはそのままに、衝撃を1/9にすることが可能。 -
耐久性はショックアブソーバの3倍。
一般的なショックアブソーバの3倍以上の耐久性を実現。メンテナンス回数及び費用の削減が可能。 -
チューブサイズ:ø4、ø6、ø8㎜に大流量タイプを追加。
大流量タイプは、従来品と同じチューブサイズでワンランク上の流量を確保。 -
固定方法は、2種類を用意。
・直接取付け
・ブラケットによる取付け
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