手動弁
ボールバルブ(20・60タイプ)
機器への空気圧入力を開閉。
水を流すことも可能。
特長
機器への空気圧入力を開閉するボールバルブ。水を流すことも可能。
チューブサイズに合った有効断面積を確保。
本体材質にPPSを採用。水を流すことも可能。
ボールバルブ20・60シリーズの取扱いが楽になるオプション品も用意
ユニオンタイプ固定用ホルダ(HU)・エルボタイプ共回りストッパ(LCP)・誤操作防止のロックアウト(LO)
仕様
使用流体 | 空気、水(条件有※) |
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最高使用圧力 | 0.9MPa |
使用真空圧力 | -100kPa |
使用温度範囲 | 0~60℃(凍結なきこと) |
警告
※)使用流体が水の時は、下記の条件を必ず守ってください。
水使用の際は、サージ圧力を最高使用圧力以下に抑えてご使用ください。
異物や汚染物が混入していない日本国内の一般水道水は使用可能です。その他の水を使用の場合は実機評価にてご確認ください。
水使用の際は、インサートリング(WR)を必ず使用してください。
ポート数
2ポート |
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適用サイズ
チューブサイズ
ミリサイズ(mm) | φ6, φ8, φ10, φ12 |
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インチサイズ | φ1/4", φ5/16", φ3/8", φ1/2" |
ネジサイズ
管用テーパネジ | R1/8, R1/4, R3/8, R1/2 |
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NPTネジ | NPT1/8, NPT1/4, NPT3/8, NPT1/2 |
構造図
形状・価格一覧
オプション・メンテナンス品
個別注意事項
警告
1.20・60シリーズにて使用流体が水の時に仕様に記載された条件全てを満足しない場合は使用しないでください。本体の破損、チューブの抜け、漏れの原因となる可能性があります。
注意
1.ルブリケータは使用しないでください。
2.20・60シリーズのハンドル操作は、90゜確実に止まるまで回してください。回し不足の場合、切換え不十分による導通不良、流量不足、寿命低下の原因となります。
3.負圧で使用する場合は、吸込側に真空用フィルタを取付けてください。吸込まれたゴミにより作動不良の原因となる可能性があります。
4.ロックピンを抜くと本体が分離しますので、抜かないでください。また、使用時にはロックピンが確実に挿入されていることを確認してください。
5.ユニオンタイプ固定用ホルダにサラ小ネジを締付ける際、下表の締付トルクを参照してください。 適正なトルクで締付けないと、ネジ部の破壊・変形やネジの緩みによりホルダが固定板から外れる可能性があります。
6.エルボタイプ共回りストッパ は、ハ ンドル操作以上のトルクで回転させないでください。過剰なトルクをかけるとストッパが空回りする可能性があります。
7.ロックアウトは、カッターナイフ・ニッパなどで容易に切断・破壊ができます。 誤作動を簡易的に防止することを目的とした製品であり、更なる信頼性が必要な場合は、別の方法をご検討ください。
手動弁シリーズのよくある質問
本製品は給油仕様となっております。流体真空では給油できないため、使用不可となります。
閉止部からの漏れはない構造になっています。
一方、スピードコントローラやスロットルバルブは、ニードルを全閉状態にした場合でも閉止部(制御機構部)からの漏れを許容しています。
20・60シリーズ用オプションとして、固定用ホルダをご用意していますのでご活用ください。
20・60シリーズ用オプションをご用意しましたのでご活用ください。
ボディが小さいため、サージ圧力(バルブなどで流れを閉止した際に一時的に上昇する圧力)に耐えられない可能性があり、水使用不可とさせていただいております。
ご用意しています。詳しくは、Inch・NPT仕様カタログをご覧ください。
流体の開閉を行う場合、ストップ弁を使用します。
ピスコでは、ハンドバルブ(HV)、ボールバルブ(BV)が代表的なストップ弁にあたります。
バルブとは、本来“弁体”のことで、ハンドバルブやボールバルブなどの手動バルブを指す場合と、ソレノイドバルブ(電磁弁)を指す場合があります。
ピスコでは、手動式ではハンドバルブ(HV)、ボールバルブ(BV)など、電磁弁ではSVRシリーズ、SVBシリーズがあります。
残圧処理弁は、機械の誤動作防止を目的に、回路中に残った圧力を任意に大気へ逃がすためのものです。
ハンドバルブの3方弁タイプ(キャップレバーに「3」の刻印があるもの)は閉止した際に、2次側残圧をキャップレバーの隙間から排気する機能を備えています。
また、チェンジバルブやメカニカルバルブなどを利用して残圧処理を行うことも可能です。
本体にMVM(マイクロスイッチタイプピン式)を内蔵しておりますので、以下の手順でチューブを接続してください。
1. 本体側面にあるペダル固定用の突起を確認します。
2. ペダル固定用の突起をドライバーなどを用いて押込みます。
3. ペダルが固定用の突起から外れますのでペダルを開けます。
4.
内蔵されているスプリングを取出します。
※この際、スプリングを紛失しないようご注意ください。
5. チューブ引き込み用穴(側面または背面)よりIN・OUT用チューブ2本を引き込みます。
6.
内蔵のメカニカルバルブ(MVM)のIN・OUTポートにチューブを接続します。
※チューブを確実にチューブエンドまで差込んでください。
7. スプリングを所定の位置にセットしてペダルを閉じてください。
8. ペダルを踏み、メカニカルバルブが正常に動作することを確認してください。また、ペダルを離した時にペダルが元の位置に戻ることを確認してください。
動画で見る配管方法
両方とも閉止弁には変わりないのですが、構造上の違いにより異なる特長を持っています。
お客様の用途に応じて選択してください。
ハンドバルブ
スプール弁(内部の弁体がスライドしてエアの開閉を行う)を採用。
エアの開閉を目的としており、流量の調整は基本的にできません。2方弁(開・閉)と3方弁(開・閉/閉の時に2次側圧力を大気へ排気)を選択可能。使用流体はエア専用となります。本体が樹脂製で軽量且つ、レバー幅が本体幅より小さいため、複数を並べて設置する場合にも適しています。
ボールバルブ
名前の通り球状の弁体が回転することにより開閉を行います。
完全開の時には内部が突貫上に開くため、流体の圧力損失が少なく、流量を最大限確保できます。3方弁は無く、2方弁(開・閉)のみとなります。ハンドバルブと比較すると、レバーの開き加減により若干の流量の調整も可能ですが、常態としての使用には推奨できません。使用流体としては、エアの他条件を満たせば水などでの使用も可能です。(※水配管に使用できるのは20シリーズ、60シリーズとなります)
ハンドバルブには、2方弁と3方弁の2種類があります。
2方弁はエアを止める・流すの切換のみを行います。形式末尾に「-2」とあるのは2方弁タイプになります。
3方弁は流れを止めた上でOUT側の残圧が排気される機能が付いています。
2方弁と3方弁の機能(動画)
2方弁と3方弁の見分け方
2方弁タイプであれば逆向きに使っても問題ありません。
3方弁タイプは残圧排気機能がついていますので、向きを必ず守ってください。
ハンドバルブはエア専用です。ボールバルブ(20シリーズ、60シリーズ)を使用してください。
真空配管において真空保持を目的とする場合は2方弁、真空破壊を目的とする場合は3方弁をご使用ください。
3方弁を使用する際は、取付方向にご注意ください
ハンドバルブを真空回路で使用する場合の注意
弊社ハンドバルブはチューブ径、ネジサイズに応じて2種類のサイズの樹脂本体を使用しております。
本体側面にある「HV5」、「HV7」の記載はこの樹脂本体の識別のためのもので、形式(品番)とは関係ありません。お客様に対して誤解を招くため、現在生産している製品には「HV5」、「HV7」の記載はありません。
取付方向を確認してください。
3方弁は残圧排気機能があり、バルブを閉じるとOUT側のエアが排気される構造になっています。
取付方向が逆になるとIN側のエアが常時漏れ続ける状態になってしまいます。
この商品に関するお問い合わせ
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